3月3日は 「耳の日」
耳は音や声を聞く聴覚機能と体のバランスをとる平衡機能の役割がありとても大切な体の器官です。乳幼児期は耳の病気にかかりやすいので、日頃からお子さまの耳をよく観察し、耳を大切にしましょう。
滲出性(しんしゅつせい)中耳炎ってどんな病気…?
滲出性中耳炎とは、鼓膜の奥に液体が溜まる病気で、3~10歳に多く見られます。発熱や痛みがなく、聞こえにくいことが唯一の症状のため、発見が送れる場合があります。治療には時間がかかりますが、ほとんどの場合は治癒します。放置しておくと手術が必要になることや、難聴が原因で言葉の発達にも影響することがあるので治療は根気よく続けることが大切です。
このような症状が見られたら耳鼻咽喉科を受診しましょう
□よく耳を触っている
□テレビの音量を大きくしたがる
□会話中にぼんやりして反応がうすい
□背後から声をかけると返事をしない
□何度も聞き返す
□鼻水・鼻づまりが続いている
ご家庭でのお子さまの耳のお手入れは…
ほとんどの耳垢は外耳道入り口から1㎝ほどのところに溜まるため、綿棒などを使って見える範囲のものだけを無理せず取るようにしましょう。