令和5年10月 ほけんだより

ネウボラセリジェ(子育て支援事業)

~インフルエンザ~
症状と特徴
・突然の高熱が出現し、3~4日続きます。倦怠感、食欲不振、関節痛、筋肉痛等の全身症状や、咽頭痛、鼻汁、咳等の気道症状を伴います。
・通常、1週間程度で回復しますが、気管支炎、肺炎、中耳炎、熱性けいれん、急性脳症等の合併症が起こることもあります。
流行状況
インフルエンザウイルスは小さな変異を繰り返すため、以前にインフルエンザに罹患したことがある、またはワクチンを接種したことがある人でも、ウイルスに変異が蓄積すると罹患することがあります。
予防・治療方法
・予防には不活化ワクチンが使用されています。現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対かからない、というものではありませんが、インフルエンザの発病を予防することや発病後の重症化や死亡を予防することに対して、一定の効果があるとされています。
・インフルエンザの治療にはノイラミニダーゼ阻害剤を中心とする抗インフルエンザ薬が使用されます。
・13歳未満の子どもの場合には、ワクチンを1回接種するよりも2回接種する方が抗体価の上昇が高くなります。接種の際は、医師にご相談ください。
登園のめやす
発症した後5日経過し、かつ解熱した後3日を経過していること。(乳幼児の場合)
登園する際は、医師が記載した「登所可能証明書」をご提出ください。